ノートパソコンの液晶バックライトの交換について
■ 機種:Dell Precision M60
■ 画面が表示されなくなるまでの経緯
・4年前にデルより購入
・保障期間内に2度、接触不良や起動不良などで無料修理してもらう。
何れの修理でも液晶画面とは無関係だったので、ディスプレイの分解は
していない。
・修理の際、パソコンを揺らすとPC内部でネジのようなものが動く音がすることが
判明し、デルの修理業者(オムロン フィールドエンジニアリング)に捜してもらったが
見つからない(実際には下記に述べるように液晶パネル内にあったのだが・・・)。
「パソコンの動作には影響ないでしょう。様子を見ましょう」とのことで、記録にも
残さず修理を終えた。
(※この時記録に残してもらえば良かったのだが、今となっては後の祭り)
・1ヶ月前に、PC使用中に突然画面が消える。再起動すると画面は表示されたが、
起動時に画面が赤っぽくなり、数分後に画面が真っ暗になる。
試しに画面輝度を落としてみたところ、起動後1時間ぐらいは表示されることがわかった。
しかし、少しずつその表示時間も短くなり、最終的には最低輝度にしてもPC起動時と
外部モニタからの画面切り替え時に一瞬光るだけになってしまった。
でも画面に目を近づけて見るとWindows画面がうっすらと見える。
・デルから修理見積もりを取ると、11万5千円!と予想外に高額だったため修理
には出さずに中古マシン(Precision M65, Precision M70)を格安で購入して全ての
開発環境を移行した。移行には1週間もの期間を要した。
■ バックライトのサイズ確認(図1、2 参照)
・「Precision M60 サービスマニュアル」に従って液晶パネルを取り外す。
・液晶パネルの枠を外してパネルの下部にあるバックライトを引き出す。
・両サイドにゴムカバー(図1の左上付近)がついていたので、ナイフで切り裂いて
銅線をむき出しにする。−>バックライトのサイズは336mm(2.0mm)であった。
■ バックライト(冷陰極管)調達(図2 参照)
・ネット検索で、ヤフオクのライトアクティブという店から全く同一のサイズのバックライトが
出品されていたので、これを購入。商品\800、送料¥200(定形外)の合計千円!。
気のきいた梱包で商品も無事届く。
■ 組み立て
・バックライトの両端にコードをハンダ付けする。
・バックライトの両端にガス工事などで使う薄いシリコンテープを巻く。
・液晶バネルの下部にバックライトを挿入する(やや苦労する作業)。
・分解の逆順に全ての部品を組み立てる。
■ 電源ON、表示確認(図3 参照)
■ バックライト故障の原因は?
分解して驚いたのは、インバータの取り付けネジの1つと、液晶パネルの枠に
あるべきネジが外れてインバータを包むビニールカバー内の電子回路部分と、
パネル内に転がっていたことである。
普通の使用で自然に外れそうにないので、製造時から外れていたのではないか
と思う。PCを動かす時にこのネジがインバータ内で電気ショートを起こすことも
ありえるので、これがバックライト切れの一因だったのではないかと自分では
思っている。
「ノートパソコンはよく振ってから購入しましょう!」(^^;)

図1 分解されたディスプレイアセンブリ
※画面中程上から3分の1に見える部品はインバーター
※クリックすると画像が拡大します。

図2 バックライト 及び 外したネジ等
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図3 無事に組立て終了後、電源O〜N!
※元の鮮やかな画面が戻りました!
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